imaテスターの石毛です。
前回の続きになります。
前回のブログではカラーについて書きましたが、
今回のブログではカラーを交えたヒットレンジについて書きたいと思います。
私の棚取りとヒットレンジの探り幅は、
基本ボトムからのスタート(着底から上方向)はしません。
水深30m 反応がボトムから3mまで出ているとしましょう。
まずはフォールで反応する個体を探る為、上からスタートして下へ探り(①)、
反応がなければ、次にボトムからしゃくりや巻きに反応する個体を探る為、
ボトムから上に探っていきます(②)。
現場でアングラーさんと探り幅について聞いてみると、
「ボトムから〇mを探りました」ってよく耳にします。
私は探った幅を表現するので下げ3m+上げ3mなので幅は6mになります。
フォール=軽いテンヤと言う定義もしません。
魚には上げ下げのアクションの中に、必ず反応するスピードがあります。
軽いテンヤで潮流に揉ませながらフォールさせたり、
重めのテンヤでしっかりレンジを刻みながら
50cm単位で階段を下りるように刻んだり、
スピードフォールからのリアクションバイトを取ったりと、
この反応をいち早く見つける為、
テンヤの重さ(号)のチェンジをラインを切らず
容易に交換する為のアイテムがクイックセッターの役目でもあります。
ここまでがレンジとアクションの見極めをする作業ですが、
これにカラーの集魚効果などを折り交ぜレンジの攻略をしていきます。
野球をやった方や野球好きの方なら分かると思いますが、
ストライクゾーンからボールゾーンに逃げるボールを投げたとします。
カウントはストライクです。
逆のボールゾーンからストライクゾーンに
ボールを投げてもカウントはストライクですね!!
勿論ど真ん中はストライクです。
これをヒットゾーンに例えていきます。
真鯛は群れで行動しますが、同サイズの群れを形成します。
また大型になると群れの外側に居る事が私の経験上多いです。
ど真ん中が一番バイトが集中する所だとすると、
数を稼ぐ釣りをするならそれで良いでしょうが、
大型を狙って釣ることが難しくなります。
それは小鯛や外道にエサを取られ、レンジ内でのエサの保持時間が短くなるためです。
上記の事を踏まえ、野球のピッチャーの投球術のように
ストライクゾーンからボールゾーンへ、
逆のボールゾーンからストライクゾーンへの境界線を
カラーやアクションを交え狙っていきます。
どうしても紙面などでレンジ攻略を表現すると平面になりますが、
攻略するレンジを立体的に考えていくことにより
大鯛ハント率は上がるので是非皆さんも試してください!
真鯛魂レンジセッター
https://www.ima-ams.co.jp/products/snapper-soul-range-setter
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imaチャンネル(YouTube)最新動画【石毛卓 大鯛狙いのひとつテンヤ。 BIG HUNT MADAI GAME in 飯岡】
https://www.youtube.com/watch?v=JCl7JG9Ubjg&t=305s
imaテスター 石毛卓