解明!レンジセッターの知られざる秘密(第一回)

imaテスターの石毛です。

昨今、世界規模で騒がれているコロナウイルスも猛威を振るう中、
日本国内も7都府県で緊急事態宣言が発令され、
皆さんもやり場のない気持ちでいっぱいだと思われます。
近い将来必ずコロナウイルスが終息し、
以前のように釣り場に人が溢れ、
SNS等含め皆さんの笑顔溢れる釣果写真がUPされる事を切に願っております。

 

さて、話しは変わりますが、
imaでは2015年に、ラインを切らずワンタッチでウェイト・カラーの交換が出来る
遊動テンヤ「真鯛魂レンジセッター」を発売し、
皆様から高評価をいただいているわけですが、

遊動だから簡単に釣れる。レンジセッターだから「釣れる・釣りやすい

を深堀りしながら制作秘話を交えて何回かに分けて説明したいと思います。

 

今回は第一回目ということで、

クイックセッターとフックシステムの知られざる秘密

を解明していきたいと思います。

「釣りやすい=釣れる」

上記のワードは皆さんがアイテム購入にあたって
絶対不可欠なものとなりますよね!?私も同じです!!
レンジセッターはこのワードの順番がとても重要です。

「釣れる=釣りやすい」では製作者の意向が強くなるため、
「釣りにくい=釣れる」になってしまうこともあります。

それってどういうことか!?

遊動テンヤを使用しているアングラーにデメリットを訪ねると、
大半の方が針やラインの絡みを口を揃えて言います。
確かに絡みを一つとっても、ラインメンディングやサミングで解消出来もしますが、
自然条件等でどうにも解消できないこともあります。

ここでレンジセッターの3つのパーツ
(ソウルヘッド・クイックセッター・フックシステム)のバランスが重要になってきます。

クイックセッターの全長は3cmです。
そしてフックシステムの全長(クッションゴムビーズから孫ハリ)が約8cmで、
実はこれがトラブルレスかつ釣れる黄金バランスなんです。

※上記のクイックセッターとフックシステムの
黄金バランスはあくまでレンジセッター仕様です。

遊動テンヤの一番の武器は、エサの付いた針がフレキシブルに動く事です。
これにより、フォール時にヘッドとエサの分離が容易に行えます。
ということは、今までの固定式のテンヤでは熟練の技とされてきた
軽いテンヤのスローフォールを自動的に行ってくれるってことなんです!
ところが、このヘッドとエサの分離が、
潮方によってはフックシステムがリーダーに絡みトラブルを生みだす原因にもなるのです。

そんなトラブルを極限まで減らすように設計された
クイックセッターとフックシステムの長さの黄金バランスが前述した比率なんです!

だから、レンジセッターはソウルヘッドの号数が変わっても共通パーツである
クイックセッターとフックシステムのお陰でトラブルレスで快適に釣りが出来ます。

 

もう少し詳しく説明すると、
クイックセッターとリーダーが干渉する距離(3cm)を作ることによって、
フォール時にリーダーとエサの付いたフックシステムの屈折する角度と距離が
ウェイトを変えても一定バランスを作る事が出来るということです。

ワンタッチ機能・リーダー保護に注目されやすいクイックセッターですが、
それ以上にこんな重要な役割も担っています。

クイックセッターはレンジセッターの心臓部であることがお分かりいただけましたか!?

アムズデザインはパーツ一つ一つにしっかり意味を持たせ、現場で培ったデータを商品化しています。
決して机上の空論でモノ作りをしていないことが分かって貰えれば幸いです。

 

真鯛魂レンジセッター
https://www.ima-ams.co.jp/products/snapper-soul-range-setter

facebookページ【真鯛魂 by ima】
https://www.facebook.com/madaisoul/

imaチャンネル(YouTube)最新動画【石毛卓 大鯛狙いのひとつテンヤ。 BIG HUNT MADAI GAME in 飯岡】
https://www.youtube.com/watch?v=JCl7JG9Ubjg&t=305s

 

 

imaテスター 石毛卓