imaテスターの石毛です。
今回は私の「こだわり」を少しお話します。
ジギングなどでも金属類を装着した時、使用する金属類の強度は高く、大きさは最小限にします。
強度を求めると大きくなり、小さくなると強度が落ちてしまいます。
そこでアングラーの使用感・安心感を大きさと強度で求める訳ですよね!?
その選択は正解であり不正解でもあります。
レンジセッターフックシステムにはパワースイベルの#6番が使われている訳ですが、
ここにはすごく重要な要素があります。
強度表記を見てみると#8で破断強度27kg、#6で45kgとなります。
一つテンヤの世界で破断強度27kgもあれば十分すぎる強度ですね!?ちなみに最小の#10でも21kgもあります。
「なら#10番でもいいじゃないか!!」って思いますよね!?
写真をよく見て下さい。
パワースイベルに大きさ以外に違うところがあるのが分かりますか!?
そう!ラインを結ぶリングの太さ!!
ここが凄く重要なポイントになります。
ラインを結ぶのに切れやすい結び方をする方はいないはず!?
切れやすいとは言いませんが、不安のあるモノには絶対ラインは結びませんよね!?
イメージして下さい。
細い鉄棒と太い鉄棒があるとしましょう。
そこにぶら下がったとしたらどちらが手に掛かる負担があると思いますか!?
そう細い方ですよね!?また個人差で手の大きさが違えば手に掛かる負担も変わってきます。
それがラインとリングのバランスに大きく関係してきます。
私の真鯛とのファイトスタイルがフルドラグスタイルなだけに、
使用するパーツの細部までこだわることで最強の強度を引き出すことが可能となり、
不安材料を取り除くことにも繋がっています。
リーダーはフロロカーボン2号以上を使用する方が大半だと思います。
だから#8じゃなくて#6を使用する訳です。
手の大きさ(リーダーの太さ)・鉄棒の太さ(リングの太さ)のベストな太さ・大きさであることがベストバランスを生む訳です。
このような細部に対する「こだわり」が、私の考える究極のラインタックル理論を一つテンヤ釣法レンジセッターに反映している訳です。
次の写真は2015年9月の釣果ですが、この理論のおかげで釣り上げることができた1匹です!

みなさんも細かい所に、もっとこだわってみて下さい!
釣果がとても変わると思います!
imaテスター 石毛卓