こんにちは。
Mr.ブラウンことimaテスターの石毛です。
寒い日が続きますが皆さんは元気に真鯛釣りに行ってますか?
私も先日、大原港 天の清栄丸さんにお邪魔して沢山のブラウン・・・
いや、真鯛をGETして来ました(笑)
さて、2015年12月に発売した真鯛魂レンジセッターも早いもので2年目を迎えました。
そこで今年の3月に新色を4色追加になることになりましたので、
今回はカラーの解説と制作秘話(命名に至る裏話的な部分も含め)をご紹介したいと思います!!
▼北斗
テーオーゴールドがあるならシルバーがなきゃって・・・。
ゴールドとシルバーの色の集魚効果は違います。
もっと細かく言えば、そこに水色・水温・気圧などなど、外的要因+カラーで
その日のヒットパターンに差が出る為追加カラーに入れました。
この北斗のカラー名は、プロトを見た時に輝くモノ=北斗七星だったのでそのまま北斗と命名!!
そして、ただのシルバーではなく手の込んだ工夫が凝らされています。
ima製品のジグにある「ギンギン」と言うカラーと一緒で、
シルバーに半面ずつ違うホログラムを張りフラッシングに強弱を付けてあります。
海中で輝き大鯛を引き付けて欲しいと願っていますし、テストでは色んな魚を運んできてくれました。
▼ヤンキークマノミ
オレンジとイエローのゼブラカラーの頭部分に金ラメをふんだんにあしらったカラー。
模様がクマノミっぽいのと、頭のゴールドラメが金髪ヤンキーを想像させる?のでこのカラー名にしました!
間違っても私のイメージカラーではないことを、この場を借りてお伝えしておきます。
真鯛のベイトとなる物とと言えば、甲殻類・小魚などなど雑食であることは知っての通りです。
しかし、実際にクマノミが真鯛のベイトになることは大抵の地域ではまずないと思いますが(笑)
ではなぜこのカラーを作ったのか?
まず、一つテンヤの世界では、私が知る限りなぜかゼブラカラーが無いんです。
メタルジグなどではもはや定番であり、その色のコントラストの集魚力は折り紙つきであるのに。
見た目のインパクトと実際に釣果の方も上々だったので採用しました!
後発メーカーだから出来る柔軟な発想と遊び心がこのカラーを生んだ理由でもありますね。
▼スイカ
見た目そのまんま!!
このカラーをひと目見た時から「スイカ」にしか見えなかったのが事実。
しかし、ベリー(腹の部分)にピンクグローを施し、
濁り潮・朝夕マズメのローライト時に対応するようにしてあります。
従来のほろ酔いグローは全面グローであるがベリー部分だけがグローの為、
フォール時はグロー部分が真鯛にチラリズム的な効果で集魚し、
着底後は腹が隠れてグローが見えなくなるためヘッドではなく
エビの方の存在感を際立たせる様に計算されています。
▼魁ブルー
鹿嶋港 不動丸 マサキ船長考案カラー。
不動丸真鯛船船長として舵を握る彼であるが、ジギングも大好きな船長でもある。
彼のパイロットカラーでもあるブルピンがこのカラーを生んだ理由でもあるが、
ブルーはレッドより水深が深くなっても水中でのカラー認識が出来る。
これこそ、日々の仕事で培ったデータを反映させた船長ならではのカラーではないでしょうか!?
彼の務める鹿嶋港 不動丸は、男宿不動丸とも言われています。
そんな男臭いイメージと人より早く魚を掛けたい(先掛け)を込めて魁ブルーと命名した。
以上の4色が、今春レンジセッターのカラーバリエーションに追加となります。
全てのカラーに膨大な時間とデータを元に作られたカラーです。
今期のノッコミシーズンはこれで決まりでしょ!?
imaテスター 石毛卓