こんにちは。レンジセッターモニターの安西です。
今回は船釣り5回目、初めての外房&初めてのテンヤ真鯛と言う職場のスタッフを連れての釣行でした。
しかも、スピニングリールを使うのは2回目、ほぼリールの使い方からの説明です(汗)
細かな準備などは後回し!釣りに集中してもらう為、以下の事を繰り返し説明しました。
① エサの付け方
② 底取り
③ 誘い方
④ アタリの出かた、取り方
⑤ 食わせの間(とにかく待つ)
⑥ 広範囲を狙う為の簡単な投げ方
一度、動作を見てもらいながら説明をして、実際に挑戦してもらいました。
潮は軽く流れている程度で、8号や10号でも簡単に底を取る事が出来たのですが、
同行者には敢えて13号と言う重めのセッティングをして、
基本となる「確実な着底」の感覚を掴んでもらうことを優先します。
着底の感覚を確りと把握する事により、実際に魚からの反応が出た場合に、
竿先に出る動きの違いが分かり易くなるので、
私は慣れない人ほど水深に関わらず重めのヘッドの使用をオススメしています。
エサ取りを含めて魚の活性は良く、エビがカジられて戻ってきますが、感覚を掴むまでの辛抱。
何度かエサの入れ替えをして、テンヤを落とし込んでいく同行者の動きを見ていきます。
竿先のアタリが分かるようになってきてからは、テンヤ初挑戦と言う事もあり、
ビックリ合わせや固定テンヤ特有の即合わせも無いので、じっくり待たせます。
私も後方で見ていましたが、
中々魚がエサを持っていかないのでコッソリと同行者のリールに手を掛けて、
ベールを一瞬解放。
これにより糸が少しだけフケますが、竿の角度を利用した食わせの間になるので、
エサとヘッドの距離をつくり、エサを持っていかせる事が出来てファーストフィッシュをキャッチ!
残念ながら本命の真鯛ではありませんが、どデカいホウボウをGET出来て喜んでいます(笑)
完全ボウズを逃れる事が出来て、私も同行者も一安心。
感覚を忘れない様に、すぐさま再投入してもらい、一連の動きを見ますが
初めてがゆえに何の癖も無く、非常に飲み込みも早くサマになっています(笑)
竿先のアタリを取る事に夢中になり過ぎると竿先がだんだん下がってきて、
下がって出来た分の糸フケを巻いてしまうと十分な食わせの間が作れなくなってしまうので、
しつこいくらいにアタリを取る際の竿の角度を注意。
もちろん状況に合わせてアタリを取る為の竿の角度は調整しなければなりませんが、
今回は穂先を目線より高め(海面から45°くらい上に構えて保つ)を徹底的に意識してもらいました。
※この方法は、以前テスター石毛さんから直接伝授して頂いた方法で、
竿先と糸に角度をつける事で明確なアタリが穂先に出やすくなり、
自分自身も取り入れている方法なので皆様もお試しあれ!
何度も何度も繰り返し同じ意識で釣りをしてもらっていると、2匹目の魚を掛ける事に成功!
上がってきた魚体を見ると赤い魚です。
ようやく本命の真鯛を釣り上げてもらえ、レンジセッターモニターキャンペーン十二の御題
「其の五 自分以外のレンジセッター初心者に使い方を伝授し真鯛を釣らせよ!」をクリア!
この後、アタリが無くなってきたと言う事で、
テーオーゴールドにカラーチェンジをして2枚目の真鯛を自力で捕獲していました!(笑)
何より、重めのヘッドを使っていた事もありますが「底に着いている感覚が分かりやすい」と言ってもらえ、
レンジセッターの特徴でもある「タングステンヘッドによるスピードフォールと着底感度の良さ」を
リアルに体感してもらえた結果なので、非常に嬉しかったです!
これを機に、私も釣りの準備に取り掛かりました。
持参した青イソメで真鯛を釣る為に、セットしたヘッドは10号のテーオーゴールド。
なぜ8号で底が取れたのに重い10号をセットしたかと言うと、エビを使用する場合とイソメを使用する場合、
同じヘッドの号数を使用するとフォールスピードが違う事に気付いたからです。
写真を見て頂くと分かる様に、私はイソメを付ける場合フサ掛けのダンゴ仕様にセットするので、
水中に入った時の水の抵抗が多くなり、フォールスピードがエビを付けている時よりも遅く沈んでいったので、
半強制的に底まで落としていく意味を込めて重めのヘッドを装着しているのです。
イソメは、エビよりも多くの魚種からの反応が得られる傾向があったので、投入直後から好反応!
なかなか針掛かりしない状態を我慢しながら、食い込むのを待ちます。
何度かゆっくりとした動作で空合わせをした直後の着底で「グググッ」と
持って行かれるアタリを感じたので合わせを入れると、待ちに待った引き方(笑)
油断せずにやり取りをして、見えてきた魚体は本命の真鯛!
これで十二の御題
「其の七 エビエサ以外のエサや擬似餌を着けて真鯛を釣れ!」もクリアする事が出来ました!
今回は2個の御題クリアの詳細と、初めての方に伝授して釣って貰う為に細かく書かせて頂きました!
最後まで読んで頂き、有難うございます!
残り少ないモニター活動期間も、「諦めたらそこで試合終了ですよ!」の精神で最後まで頑張りたいと思います。
レンジセッターモニター 安西徳晃