どげんかせんといかん!

imaテスターの石毛です。少し前の釣行になります。

 

普段関東近郊での一つテンヤ釣行しかしていない私ですが、今回は鹿児島に遠征してきました。

遠征と言っても、アムズデザイン開発課「篠塚かちょー」様からはしっかりと御題が出されます・・・。

更にアムズデザイン営業「ポール木内(髪型がビートルズみたいだから)」君からも
「5kgは釣って貰わないと(笑)」と追加御題が出てくる始末。

この人たちは鬼か!?

 

完全アウェーで海の状況や船の流し方も解らず
「どうやって魚を出すんじゃー!!」と悩んでいると、
逞しい強力助っ人、霧島連山が生んだ鹿児島のタイラバリスト・・・。

レンジセッターモニター和田伸一氏 登場!!

 

釣れなくてもアウェーだし。まっ、いいか!

それに和田さんが釣らせてくれるはず(笑)

勝手に大船に乗ったつもりでいざ鹿児島錦江湾へ!!

 

今回の遠征メンバーは
・篠塚かちょー
・ポール木内
・和田氏
・和田氏の友人
・石毛
の5名で鹿児島県指宿市 指宿港「松風」さんにお世話になりました。
詳しい松風さんの情報はこちら↓
https://www.ibusuki-matukaze.com/

 

かちょー様の御題とは「タイラバ船で釣る」と、「プロトのレンジセッター(オリジナル:15号)で真鯛を釣る」でした。

ポール木内の御題は、スルーしようかなと思いましたが、アントニオ猪木の名言「いつ 何時、誰の挑戦でも受ける」を心に、
ここで逃げたら漢が廃ると思い、2人からの御題をクリアすべくやり抜きました!

 

関東では一つテンヤ船にタイラバ同船は最近増えているが、タイラバ船に一つテンヤで同船するのは私自身初めてでした。

和田氏の前情報だと、瀬になっている所を横流し(通称ドテラ流し:船の腹を風に当てて流すこと)でやることが多いそうです。

しかも水深は30~100m!過去に70mの水深で潮速2ノットの経験はあるが100m近くでの一つテンヤ釣法はしたことがありません。

 

和田氏と船長は、状況によってパラシュートアンカーでの流しも出来るように準備もしていました。
そんな下準備もあり、タイラバ船でドテラ流しの釣りに挑むことができました。

 

船で移動中、魚探を見ていると水深10mから急激にかけ下がり30~40mまで落ち込むポイントを発見!

この日の釣りは、ここからスタート!

 

タイラバ組は100g以上のウェイトを使用し潮下でスタートします。

レンジセッターのウェイトでは同じ釣り方をしても分が悪いので、
潮上へキャストし立ち位置より先で底立ちを取り、ある程度探りを入れた後、
潮下で回収といったテンポの速い釣りを展開。

レンジセッター(オリジナル)「モヒカンオレンジ」10号をセレクト。

すると一投目から小鯛がヒット!

その後も同じサイズは釣れますが400g前後からサイズアップ出来ない状況が続きます。

 

 

そこでソウルヘッドはそのままで、ジャーク・フォールのスピードを変更してみます。

するとサイズアップ成功!

しかし、型が600g前後に上がっただけで、それ以上が中々出ません。

 

そんな中、ボトムより3m巻いてフォールを掛けると竿引きの強いアタリが来ました!

十八番であるフルドラグスタイルでやり取りしますが魚が浮いて来ません。

船が流れて行く先は急激なかけ上がりがあるためロッドを必要以上に立てず、寝かせ気味でファイト。

徐々に魚が浮いてくると、いつもより一発の突込みが鋭い。

 

周りからは「大鯛か!?」という声も聞こえてきますが、
自分の頭の中では青いヤツじゃないかと・・・(汗)

でもここは初めての錦江湾!小鯛でも関東の魚と比べると引きが強く、
魚が見えるまで大鯛であることを祈ります。

そして、なんとか浮かせた魚は70cmオーバーの・・・

 

 

 

 

ワラサでした(泣)

残念ながら予想通り(笑)

 

その後、タイラバ組も含めサイズアップできず深場に移動。

50m~70m・70m~90mラインでの釣りとなりますが、当日の状況からするとドテラ流しでの一つテンヤは底取りが無理なので、
和田氏が船長にパラシュートアンカーで流してくれるようにお願いして、テンヤで釣り易い状況を作って貰いました。

その後、ポイント変更を数回行い、小鯛や外道は釣れるものの、二枚潮・込み潮・強風で難しい三拍子が揃ってしまいました。

この時のソウルヘッドは15号(プロト)でボトムは取れていますが、フォールからの食わせの間が取り辛く苦戦を強いられます。

 

時間が過ぎていく中、込み潮が若干緩みます。そのタイミングで、足下で仕掛けを立たせ前半同様の垂直フォールを試します。

するとロッドティップに前アタリ発生!この後、本アタリが続きます!

これがヘッドとハリの分離によるレンジセッター特有のアタリ。

本アタリ後フッキングをキメると、真鯛特有のゴンゴンと首をふるのがライン・ロッドを通じて手に伝わってきます。

浅場で食わせているわけではありませんが、慎重に取り込みます。

そして上がってきたのは2kg程の綺麗な真鯛!

 

その後も、500~800gの真鯛の数釣りをして、終わってみれば真鯛の合計20枚という釣果を出すことができました!

錦江湾でもしっかりと釣果を出すことに成功!

この遠征をフルサポートしてくれた和田氏のお蔭だと感謝しています!

 

ポール木内はオオモンハタをタイラバでGET!!

 

真鯛の釣果は聞かないでやってください(笑)

 

 

最後に当日全体釣果です。

imaテスター 石毛卓